今回は和風の扇のかたちにどんな絵を描こうかイメージをしてから、水で濡らした和紙に水彩絵の具を2色以上混ぜて綺麗な染め紙をつくります。次に、扇に下描きをして和紙が乾いたら、手でちぎってパズルのように少しずつ貼っていきます。
ちぎり絵が出来たら、色紙の台紙に貼り付け完成です!今回も春らしい素敵な作品が揃いました。
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若葉の中で、春の訪れを感じている鹿を描いたのは、4年生のKちゃんです。鹿の視線の先に舞い散る桜がとてもキレイですね。
4年生T君は富士山をつくって日の出をつくったあと、山の続きを色鉛筆で描きました。自然の雄大さがよくでていますね。
6年生Hちゃん、菜の花が揺れる風景を丁寧につくりました。細かい所や遠景や近景などの大きさの工夫もいいですね。
6年生A君、月夜の桜をちぎり絵でつくり、灯籠と階段を下に描くことでひろがった世界を描いているようでいいですね。
中学1年生Kさんは、丁寧に色づくりをして和紙を染めて、細かくすこしずつ完成に近づけていました。月夜のタンポポをつくりました。
いつも色まぜにとても工夫が見られる5年生のKちゃんは、色染めの段階でとてもキレイな色を作り出していました。ちぎって配置されることでまた違った組み合わせになり、春のにぎやかさが表現されました。
こちらは4年生Yちゃんが体験レッスンで制作した作品です。木の幹は和紙を大きくちぎって力強く、キツツキは細かくちぎって羽のやわらかさが表現されています。実際にキツツキを見た話をしながら、楽しく制作してくれました。
6年生Sちゃん、宵の口の星座と天体観測をしている風景をつくりました。空のグラデーションがとても綺麗に仕上っていますね。
中1Aちゃんは、あえて画面からはみ出す構図を計画的に考えて制作しました。扇型の用紙と、着物の人物の雰囲気が合っていますね。中央に舞い散る花びらで空間のバランスをとった所はさすがです!
上手に和紙を染めて、春の情景がそれぞれ浮かびあがって、今回も力作が揃いました。お家で飾って楽しんでくださいね。
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