絵画クラスは版画カレンダー作りをおこないました。まずは版画作品を刷って、作品を切ったり貼ったり、装飾をして来年のカレンダーを完成させます。
今回、幼児さんから3年生までは足摺(あしずり)の紙版画、4年生からは彫刻刀を使った木版画の一版多色刷りに挑戦しました。紙版画はお菓子のパッケージやティッシュボックスなど日常のなかにある厚紙を切り貼りして、紐やエアパッキン、ダンボールなどをコラージュして、おもしろいかたちをつくって版をつくり、優しい色から濃い色のインクを同時につけて、新聞紙をひいて足で優しく踏んで紙に刷ります。はじめてのやり方でも、版画をめくるときの楽しさはみんな共通で「わあっ!」と驚いた声が教室にあがっていました。
インクが乾いてしまうのでスピード勝負。真剣なMちゃんと藍先生。
今回の木版画、一版多色の彫り進み版画は、考え方やすすめ方がとても難しかったのですが、多色刷りがとても上手に出来ていますね!色の違いで作品の雰囲気もがらっとかわるのも版画ならではですね♪
紙版画をつくった子は、画用紙に白クレヨンと水彩絵の具ではじき絵をつくり、それを装飾にしてカレンダーを飾ります。
色鉛筆で描いたり、コラージュしたり、とっても素敵なお魚と猫さんの作品に仕上っていますね!月ごとのモチーフも素敵です。
来年の干支の牛の親子をイメージして版画をつくりました。小さい子牛がお母さん牛を見上げているのが可愛いらしいですね。虹のようなコラージュの飾りも工夫してつくりました。
こちらは大きなダンボール紙に小さな干支12支が勢揃いしている圧巻の紙版画です。細かな特徴もとってもよくでていますね。
周りの装飾も綺麗なコラージュになっています。
夜を飛ぶコウモリを紙版画でつくりました。動物の特徴がうまく表現できていて、とても格好いいカレンダーになりましたね。
俯瞰してみた夜の月と森の木の配置を考えることで、飛んでるコウモリのスピード感がよくでています。毎月の絵もとてもいいですね♪
一版多色刷りの特徴をよくとらえて、色の重なりをデザインして出来ました。とても可愛くてお洒落なカレンダーになりましたね♪
版画の作品とカレンダーの装飾は制作に時間がかかるのですが、どれも頑張れば頑張るほど、世界にふたつとない素晴らしいカレンダーが出来ます。皆さんとっても良い作品が出来たので、ぜひお家に飾ってみて、来年の毎日を楽しくつくっていってくださいね!