立体造形クラスでは、みんな大好きなピンボールと、紙粘土の生き物を作りました。
ピンボールは木で出来ている場合が多いですが、今回は切りやすいスチレンボードを使いました。カッターで任意の大きさに切り、両面テープで接着します。ビー玉を飛ばす装置は厚紙で作り、画面に半分にカットしたようじを差し込み(ようじの頭にボンドをつけます)、マジックで点数を書いたら完成です。
紙粘土の生き物は、まず針金で生き物の形を作り、その針金を麻ひもでぐるぐる巻いていきます。
そうした事で、粘土で形が作り易くなるからです。乾いたらアクリル絵の具で着色し、ニスを塗って完成です。
2年生のR君は、ピンボールの画面にようじを差し込んで接着しているところです。
釘を使うより安全でかんたんに作業できます。自分の好きなルートを作ることが出来ますね!
5年生のSさんは、画面の青色を使って海の中の生き物を表現しました。
ビー玉を飛ばすと人魚やイルカにぶつかります。白く細長い帯状の紙はクラフトバンドを利用しました。ビー玉が当たってゲームしやすくなります。白い羽はビー玉が当たるとくるくる回ります!
4年生のK君は、とても緻密なピンボールを作りました!スチレンボードの余りを利用して三角や歯形を作ったり、輪ゴムでようじのピンを囲ったり、アイデアが満載です!このスチレンボードの表面は薄い紙が貼ってあるので、ボンドでかんたんに接着することが出来ます。色合いやパーツがカッコいい作品ですね!
6年生のK君は、大好きなクワガタ虫を作りました。針金と麻ひもでクワガタを作ってから紙粘土を付けていきます。形を保つようクワガタを木の板にしっかりと張り付け、回りには木片で飾り付けをしてから着色しました。K君ははっきりした色合いが好きだそうです。最後にニスを塗って、ドライヤーで乾かしたら完成です!
4年生のH君は、犬を作りました。四つ足で立つ動物は立たせることが難しいですが、顔やしっぽのバランスをよく考えました。着色する時も片手でしっかり持って、いろいろな角度から塗るようにします。塗り残しがないように集中して着色、ニス塗りをします。
みんな集中して作業しています。黒い服の3年生のH君はピンボール、ビー玉がうまく転がるか、確認しながら作業を進めていきます。赤い服の中1のH君はピタゴラ迷路を作っています。時間をかけて作った力作です。ビー玉が滑車に乗って降りたり、風船の上で跳ねたりと、遊園地のような楽しさです。使用する材料も家から持って来てくれました。
立体造形クラスでは、段ボール、木片、針金、粘土などを使って、動いたり遊ぶことが出来る工作を作ることがよう心がけています。
次回は、「粘土で作るステンドグラスの建物」その他を作ります。お楽しみに!