絵画クラスでは、春の花を水彩絵の具で描きました。
花びらのつきかたや、枚数、葉っぱの形をよく観察し、花の種類や、茎の太さによって筆を選んで描きます。太い線はのびのびと、細い線は丁寧に筆を動かします。植物の色に近づけようと色混ぜを工夫する子が多く「みて!いい色できた!」と楽しんで描く姿が見られました。
矢車菊を描いたのは4年生のS君です。矢車のように丸く広がった花びらの印象がよくとらえられていますね。見る角度を変えて描けていることも良いポイントです。
3年生のAさんが描いた紫色のあやめは、絵の具のにじみを生かして花びらに色をつけたことで、花びらの柔らかさが表現できています。難しい形ですが、よく見て描きました。えんどう豆の白い花にはちょうちょがとまっています。
大きな花は描くことが難しかったですが、5年生のSさんのあやめは、用紙からはみ出したことで花の生き生きとした表情が伝わる作品になりました。花の根本の部分の膨らみなど、とても丁寧に色を変えて描かれています。
4年生Aさん、筆を上手に使い分けて、菜の花の太い茎の様子と、ケシの花の細い茎がはっきりと描き分けられています。絵の具を楽しみながら描けたことが伝わります。
すっと真っ直ぐに伸びた菜の花を描いたのは、4年生H君。H君と雰囲気の似ている花になりました。葉のひるがえった様子や、茎の向こう側の葉の形がよく観察して描かれています。
1年生Kさんは、初めての絵の具で色混ぜを工夫しながら描きました。のらぼう菜の花は、茎がやや紫色であることを発見して、黄緑色の上に紫を重ねました。元気な黄色の菜の花が印象的な作品になりました。
菜の花の、花と茎の付き方をよく見て描いたのは4年生Hさん。茎の向こう側の葉や花を描くことで奥行きのある作品になりました。花大根との色のバランスもキレイです。
道ばたに生えている雑草の花も、よく見るとキレイですよ。
ぜひそっとつんで、お家でえがいてみてくださいね♪